架 設 と い う 仕 事
現場を守る仮囲いから始まり躯体の骨格を成す鉄骨建方、PCaの組立、仮設の足場やエレベーター、タワークレーン等の組立など多岐にわたります。いずれも施工の要であり、最高の躯体や仕上げには、良い足場が必要となります。
それが私たちの架設の仕事です。
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鉄骨建方工事
鉄骨建方は建物の骨組み部分である梁や柱などの鉄骨を組立てる作業です。構造欄にはSteel(スチール)の頭文字を取って「S造」と書かれることもあります。 高層ビル、マンションや工場、倉庫といった比較的大きな建物に用いられることが多いのです。鳶職の花形と呼ばれ人気職です。
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PCa建方工事
プレキャストコンクリートはPCaの略称で呼ばれ、建物の構造体や部材などを専門工場であらかじめ製造して、現場に搬送し、揚重機を使って組立てる作業です。タワーマンションの建設工事で多く見られます。
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タワークレーン組立・解体
建物の上部に設置するタワークレーンは敷地が少ないときや高層建築に多く使用。また仮設のエレベーターも建築資材を揚重するため重要な役割があります。その機械を組立、解体する作業です。若い職人を中心に人気のある職種です。
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足場組立・解体
基本的には仮設で役目が終われば解体します。ほとんどが他職さんの作業用として使われます。建物の外周全てを組立てる外部足場から大空間の足場など様々です。PCa工法時に使われる連層足場も最近多くみられます。ただ組立てるだけではなく資材の選定や組立順序を提案するのも我々の業務です。
私たちの現場は東京、神奈川を中心に大型プロジェクトが多く、直近ではTOKYO2020メインスタジアムの国立競技場、TOKYO2020馬術競技場などです。
馬事公苑競技観戦スタンド(仮設)や室内トレーニングセンター・厩舎、TOKYO2020のファーストホテルであったホテルオークラ東京ヘリテージ棟、東京国際空港国際線第2ターミナル。神奈川ではTOKYO2020の野球競技の休憩施設として活用された横濱武道館や関東学院大学関内キャンパス等々を手掛けさせていただきました。
このような歴史的建造物の工事に携わることができるのは本当に喜ばしく、これまでの私たちの努力の賜物であると感じています。そしてこれらは大きな実績となり、財産となっています。
現在も様々な計画のお話をいただいており、今後も基本姿勢を大切に真摯に取り組んでいきます。
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東京国立競技場
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東京国際空港 国際線ターミナル
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豊洲市場
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馬事公苑室内トレーニングセンター
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ホテルオ-クラ東京 ヘリテージ棟
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tantaビル
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関東学院大学関内キャンパス
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横浜文化体育館 サブアリーナ
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南青山2丁目計画